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ホレンコ
北海道マスコミ伝道センター
<horemco>
ホレンコの友
巻頭言 2026年10・11月号
「祈りの幸い」
基督兄弟団:札幌教会牧師 上野謙一
昨年(2025)7月14日早朝、私は教会の屋根に上がり、さくらんぼの木に防虫剤を噴霧していました。ところが、そこから地面に滑り落ちて左足を骨折、救急車で病院に運ばれました。診断は「ピロン骨折」という重度の複雑骨折で、即手術で入院となりました。期間は四週間、その間に加えて二度の手術をし、並行してリハビリに励む日々でした。そのうちに病院内を車椅子で移動するようになり、後半は松葉杖も併用するようになりました。退院後も数か月は通院とリハビリを重ね、松葉杖頼みの不自由な生活は続きましたが、徐々に回復していきました。
そんな中迎えた11月7日、お昼頃に突然右耳の聞こえが悪くなり、通院していた病院の耳鼻咽喉科で診てもらうことにしました。診断は重い「突発性難聴」で、なるべく早く、一週間入院しての治療を受けるよう医者から勧められ、その通りにしました。ところが、ほとんど改善せず、通院しながら追加の治療(鼓膜の奥にステロイドを三回に分け注射する)をすることになりました。また、それと並行して鍼灸院にも十数回通いました。雪が降り積もるその頃にはもう松葉杖なしでも歩けるようになり、鍼灸院は住まいからは遠い場所にありましたが、リハビリも兼ね、電車と徒歩で通いました。それまで病院で何度も聴力検査をし、多少の改善が見られるという状態が続きましたが、その後改めて検査をしてみると、特に人間が日常会話で使っている中音域については、左右同等のレベルまで回復していることが分かりました。その際、医者からは、「ここまで回復するのは極めて稀なケースです」と言われました。また、骨折して約一年が経過した先月、私は最後の検診に行ってきましたが、担当医からは「異常なく順調に回復している」と言われました。
私はここで良い病院や鍼灸院、治療法を紹介したいのではありません。私はこの約一年間、自身の教会は勿論、所属教団内外の実に多くの方々に祈っていただき、癒し主なる主の豊かな恵みに与りました。祈ってくださる方がいるということが如何に幸いであるかを嚙み締めています。同時に、私もまた誰かのためになお祈る者となり、その幸いをも味わわせていただきたいと願わされています。
「苦しみにあったことは 私にとって幸せでした。それにより 私はあなたのおきてを学びました」詩篇119編71 (ホレンコ幹事)
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